東京舞台照明グループは創業60年以上を数える老舗の舞台照明会社です。これまで数多くのコンサート、演劇、スポーツイベント等の舞台照明デザインに携わり、プランニングから設営、当日のオペレーション、撤収までをトータルで担ってきました。どんなステージやショーでも、そこに美しい照明がなければ、舞台上で繰り広げられる“夢の世界”を最大限に表現することはできません。だからこそ私たちは、舞台を輝かせる照明技術を高めるべく、その可能性を追求し、個人個人が自己研鑽を重ねてきました。
2006年、東京舞台照明は業務を分割し、現場に特化した事業会社と、グループ全体を統括する東京舞台照明ホールディングスへと組織の再編を行いました。これにより各事業会社は、本業に集中し、持てる強みを発揮しやすい仕事環境となりました。一方で、社会の変化にスピーディに対応し、組織体制や働き方を、今の時代へと最適化させていく必要があります。それがホールディングスの果たすべき役割であり機能です。新しいことも意欲的に取り入れ、健全な企業経営を進めていくことで、現場スタッフも安心して仕事に取り組み、自然と成長意欲が高まる環境をつくっていきます。
私自身、40年以上この業界に身を置き、東京ドームから地方の小さな劇場まで、様々なコンサート、演劇、イベント等の舞台照明に携わってきました。この仕事は個人がスキルとセンスを磨き、現場で経験を積み重ね、関係者との信頼を築くことで、次の仕事へとつながります。お客様に“夢”を与え、「よかったね」と言っていただける最高の照明プランを達成することに、大きな喜びとやりがいがあります。今後100年企業として、舞台照明の現場で必要とされる企業であり続けるために、常に最先端であり、ここに集う全員が輝き、幸せでいられる経営を追求していきます。
